OS X版の開発環境をXcode7に変更
Mac OS X版では、サンドボックス対応のため、Xcode3からXcode4.4.1に移行した。(2013年12月)
iOS版では、iPhone5対応のため、Xcode4.4.1から4.6.3に移行した。(2014年1月)
プロジェクトの設定については、Xcodeから推奨された設定変更を適用した。 ただしアーキテクチャの修正は除外し、32bitのままとした。
警告が発生したコードを修正した。
以下のページの記載に従って、Code Signing Identity と Provisiong Profile を設定する。
Technical Q&A QA1814 Setting up Xcode to automatically manage your provisioning profiles https://developer.apple.com/library/ios/qa/qa1814/_index.html
$(HOME)/Applications を /Applications に変更
TARGETS > MIDITrail > Deployment > Installation Directoryこれを設定しないとApp Storeアップロード時にエラーが発生する。
ERROR ITMS-90266: "Your application bundle must install to '/Applications'."
OSDNに登録する場合は、サンドボックスは無効とする。 本バージョンからDeveloper IDで署名済みとする。
TARGETS > MIDITrail > Capabilities App Sandbox -> OFF TARGETS > MIDTrail > General Identity / Signing -> Developer ID Team -> 開発者を選択
こうして作成したものをOSDN公開用アプリとする。 Developer ID で署名されているか確認する方法は次の通り。
$ spctl -a -vv ./MIDItrail.app ./MIDItrail.app: accepted source=Developer ID origin=Developer ID Application: (開発者)
* プロジェクト設定を変更する。 これを行わないとプロジェクトの設定ファイルに開発者固有の情報が含まれてしまう。
TARGETS > MIDTrail > General Team -> None* MIDITrail.xcodeproj を右クリックしてパッケージの内容を表示 * project.pbxproj だけを残して他のファイルを削除する
2015-11-25 01:04 のコメントは記載ミスのため削除した。記載しようとしたコメントは以下の通り。
Xcode7でビルドしたアプリをMac OS X 10.5(Leopard)で実行したところ、 「Option -> MIDI OUT...」と「Option -> MIDI IN...」のメニューが動作しなくなった。 メニューを選択しても、ダイアログが表示されない。
Xcode7のビルド設定は次の通り。
Base SDK : Latest OS X (OS X 10.11) OS X Deployment Target : OS X 10.5Xcode7に10.5のSDKを組み込み、Base SDKを10.5にしてからビルドしても、状況は変わらなかった。 このため10.5(Leopard)をサポート対象から外し、サポート対象を10.6(Snow Leopard)以降とする。 これに合わせてビルド設定を次のように変更する。
Base SDK : Latest OS X (OS X 10.11) OS X Deployment Target : OS X 10.6
Base SDKを10.6にしたことにより、ビルド時に10.6から廃止となったAPIの利用が警告されたため、 他のAPIを利用するように修正する。修正対象のメソッドは次の通り。
OS X 10.11(El Capitan)でMIDITrailが起動時にエラーが発生する問題(#35749)を調査するため、 最新版のXcode7.1に移行する。 またiOSアプリは、2015年2月から、64bitサポートでかつiOS 8 SDKでビルドしたアプリでないと、 App Storeに登録できなくなったため、Xcode6が必須となっていた。
開発環境はOS X 10.10(Yosemite)に更新する。